読んだ本:ホワイトラビット 伊坂幸太郎

星3.8

星4つでもいいかなと思ったけど、彼のベストと比較しての星。

相変わらずよくこんな展開と伏線回収思いつくなというジェットコースター的な小説。解説は小島秀夫氏が書いているのも意外といえば意外。

 

犯罪者集団が絡み時空間を複雑に場面転換していく書きっぷりにより読者は混沌に巻き込まれつつも最終的に収束していく後半の流れは一気に読まさせる。

 

彼の小説は極めて映画的だと思うんだけど実際に映像化されてる作品はそうでもないのよね・・・これも映像作品だとおもしろそうだけど、ちょっと構造を考えると映像化はむずかしいかなぁ・・叙述ではないけどそれっぽい場所もあるからなぁ。

 

伊坂さんの熱烈なファンってわけじゃないけどつい読んじゃうよね。