観た映画:ブレット・トレイン

星3.8

いやー個人的には面白かったです。

原作小説(といってもアイデアと設定をもらっただけな感じですが)のマリアビートルは伊坂幸太郎作品の中でも個人的にはかなり上位につける名作の一つ。エンターテインメント性はもともと高い話なので、ハリウッド映画化の今作とは別に、ちゃんと日本人が原作に忠実に映像化してほしい気もします。

 

で、こっちのハリウッド版ですが、そうはいっても押さえるところはは押さえており、もちろん機関車トーマスもああああああ満載です。あとマルチバース感漂う日本が最高でしたね。日本人の知らないTokyo駅、日本人の知らない「謎の夜行新幹線 ゆかり号」。グランクラスはないけどファーストクラス席がある、車掌さんのマシオカが座席に座ってない乗客の切符を確認し、そして、店内販売が、福原かれんで、名古屋過ぎてから車窓に富士山見えてきて、米原あたりから、真田広之が乗車してくる。そんな映画ですw

 

日本舞台なのに日本人俳優が少ないとかそういう話題もあったようですが、まぁそういうはなしじゃないよね。宇宙舞台にしてるのに、銀が標準語がなんで英語なんだよとか、そういうのと同じで架空の世界の架空のお話でそこを楽しもうじゃないですかって感じでした、映画のテーマはそもそもそういうところに全くないしね。むしろなんだこりゃ世界観を楽しめればよいかと。

 

個人的にはもう一人のタツヤマシロ役といえばの福島リラさんも出てほしかったなぁ。