観たドラマ:マンダロリアン シーズン1から2

星4.5

いや面白い。ディズニーのスターウォーズスピンアウトドラマ物の中では断トツ面白い。私はスターウォーズ原理主義者ではないので、これが正史としてどうのとかはあまり問題視していないってのもあるかと思いますが。

 

まずスターウォーズ大好きな昭和の子供たちはみんなボバフェットのあのアーマーは気になっていたはずですが、マンダロリアンは当たり前だけどそこに大注目なのが熱い。

 

マンダロリアン鋼であるベスカーで作られたアーマーであればジェダイライトセイバーであっても切ることができない的感じで、おぉぉってなりますよね。あと謎の古代のライトセイバーであるダークセイバーも良い。この辺の設定はアニメのクローンウォーズで出てきてるっぽいけど私はそっちはみてないのでこのドラマ設定が初見。

 

基本的な時代背景が帝国が崩壊した数年後的なところもあり、旧3部作との親和性が高いところも多分古いファンの心をぐっとつかんで離さないところじゃないかなぁって思います。帝国の残党がトゥルーパーばっかりじゃなくて人間が多いところもいいっすよね。

今絶賛シーズン3をやってるところですが、マーベル見るためにディズニープラス契約したけどそういえば観てなかったなの人達はぜひご覧ください。

 

あ、あの子供については少なからずあざとさを感じるよねw

観た映画:モービウス

星3.5

 

彼がスパイダーマンヴィランだってことも、主人公とその重要な友人がジャレッドレトとマットスミスだという事も知らないままに観はじめてわりとおぉぉっって感じでした。

 

とにかくドラマ序盤の二人の虚弱な演技が素晴らしい。もともとジャレッドレトのイメージはどちらかというとああいう感じなんですが、マットスミスはえらく老けたな感がありました、後半まで見ていくとあれは完全に演技と演出だったとわかるのですがw

 

マットスミスといえば私の中ではトルコ帽を愛する11代目ドクターのイメージが強かったので、なかなかよかったですね。小躍りするようなシーンはほうふつとさせます。

 

話の内容としては、同じスパイダーマンヴィランであるヴェノムと被るストーリーでしたが、あんまりそこは問題ではないですね。エンターテインメントとして普通に楽しめました。あまり明るい映画ではないけど。

明らかに続編に続く演出と回収しきってない伏線で終わります。

 

この映画では必ずしもダークヒーローって感じでもないけど今後はそうなるんですかねぇ。トムホランドと絡んでくイメージは正直わきにくいですが。どうなんだろう。

 

 

観たドラマ:Super Natural シーズン15

いやー、終わった。

15年長かったようなあっという間だったような。正直途中から話が膨らみすぎてよくわからない感じになってはいましたけどね。

コメディーリリーフの回が自分的には割と好きでした。スーパーナチュラルというドラマをやってる世界に紛れ込むというメタな話とかw

思えばシーズン1,2の吹き替えがあまりにもひどくてどうしたものかなと思っていたので多分ちゃんと観はじめたのはシーズン3以降だと思うんですよね。やっぱり東地さんと、内田さんの吹き替えが良いのですっかり二人の声で再生される感じですよね。

もちろん津田さんのカスティエルもよいです。

そしてHuluでシーズン1もちょっと観てみましたが吹き替えなおされてる!そうですよねぇ・・

 

ドラマの内容は今ここで言ったところで感あるので、興味にある方は見てください旅の終わりにたどり着くまでは結構かかりますが、スターゲートSG1もどっこいなので、行ける人は多分行けますw

これ以上ないくらい話は膨らみますけどね最終的には。

スピンオフが計画されてるみたいだけど、兄弟の話ではないのでどうなんだろうなぁ・・まぁきっと観ると思いますが。

 

 

読了:グリンプス ルイスシャイナー

星2.8

 

主人公は自身の父親との関係に問題を抱えたまま父親を亡くした中年に差しかかかるステレオ修理工。とあるきっかけで自身が60年台に未完に終わったミュージシャンの幻のアルバムを再現する特殊能力に目覚める。やがて彼はその当時の世界にタイムリープしし(ただし自身の脳内)、ミュージシャンたちと直接かかわっていくことになるが・・ビートルズ、ドアーズ、ビーチボーイズ、そしてジミヘンドリックスの幻のアルバムが一つのテーマとなって話が進んでいく世界幻想文学大賞受賞作品。

なんですが、今は絶版なので図書館で借りて読了。

私自身が正直60年代の音楽にそこまで詳しくない点および、話の主軸は音楽というよりも彼と彼を取り巻く両親や奥さん、不倫相手の女性などとの関係性を描く点に結構割かれている点、描写が今一つすっと入ってこない点などもろもろ含めると期待していたものとはちょっと違うところに着地した感じ。

 

まぁこういう感じであろうことは想像してたけど。途中離脱せずに読み切れたのはよかったかな。

 

最終的主人公は自分の人生を取り戻す形で終わるので酷い話にはなってないですが、実際のところ彼の頭の中で妄想してるだけと何が違うん?という話でもあります。音源はどういう理屈かわからないけどブートレグとして世に出るんだけどね。

もっとこうロックエンタメ的な部分を期待していたけど、私小説に近いものを感じました。ほんとはあれだね脚注まで読み込んでこそだったのかなぁ。取り上げられている音楽のファンだとまた感じ方が違うのかもしれませんね。

WSL2とVMWare Playerの共存

 

WSL2上のUbuntu動かしてみたりしていたが、今一つぴんと来なかったため、昔ながらのやり方でVMWare Player上の仮想インスタンスを起動してみた。

最近のバージョンだとHyper-Vと共存するためにWindows Hypervisor Platformという機能を有効化することで、共存できると出てきたのでそれで動かしてみたところ

仮想Ubuntuの起動中にCPUがスタックしてしまう的なエラーが多発する。

watchdog: BUG: soft lockup - CPU#0 stuck for 

みたいな。

 

いろいろやってみたけど、一番有効だったのはVMWare上の仮想インスタンスのコア数を減らす(私は1にしないとダメだった)ことだったんだけど、結局GUI起動するところでまた固まる。

 

結局のところホストマシンのCPUパワーが全然足りてないんじゃないかと想定されたところで、あきらめてHyper-V関連と止めることにした。

 

普段使いではCPUパワーを必要とするような作業をでPCではやってないのでHaswellでも全然問題ないんだけど、コア数不足はどうにもならないね。

いつか今どきのアーキテクチャで組んでみたらまた試そうかと思う。

WSL2も遊ぶにはある程度面白そうだけど、実システムの仮想化をやりたいシーンのほうが多いからなぁ自分は・。

観た映画:フリーガイ

星4つ

大変面白かった。ライアンレイノルズの映画は「グリーンランタン」を含めて面白いよねw。

あまり前評判を知らず観ましたが、ストーリーはシンプルで、オープンワールドゲームのモブキャラである登場人物がやがてあるきっかけで自我を持ち・・・的な言うなれば逆マトリックス展開の今どき風のストーリー。レディープレイヤーワンのモブ版って感じとも言えますかね。

最後の落ちに至るところまで、大人から子供まで安心して観られる良作。スタッフロール後のおまけ映像はありません。

ジャンルはアクションコメディSFって感じでしょうか。

 

21世紀フォックスがディズニーに買収された結果として、最終バトル近辺の小ネタとカメオ出演も見どころの一つです。

 

ちなみに、ドウェイン・ジョンソンとか、ヒュージャックマンとか全く分からなかったw(まぁ基本声で判断するしかないから吹き替えだとわかんないよね。字幕版でもわかんなかったけど)

 

最近モブの会話がAIになったっていうゲームが現れ始めましたがこういうオープンワールドはそう遠くない将来似たようなものがでてくるかもなぁ。

私はシンギュラリティは来ない派だけど。

 

読了:独立器官 村上春樹

 

まだ、読み終わってないのかよ短編集「女のいない男たち」の中の中盤の短編です。

 

主人公は、語り手がジムで友人となった、渡会という美容整形医。村上作品にありがちな、パートナーに困っていないけど、ずっと独身のままいい年を迎えてしまっているナイスミドル。だけど、とある出会いにより本気で女性に入れ込んだ結果として、衰弱死してしまうというお話。

 

独立器官というのは、自分の意思とは関係なくそれにより行動をしてしまうのだという、比喩的?な表現で作中で説明されている概念であり、個人的にはミトコンドリアの意思かwとか全くベクトルの違うことを思いついた次第(そういう話ではないです)。

 

正直この話は私的にはピンとこなかったけど、自分とは何者であるのかっていうのがテーマなんですかね・・まぁこの短編集は「女のいない男たち」なので間違っていないですが、語り手が語るそれぞれの話の主人公たちは不幸には思えないけど幸せでもないよねやっぱり。

今作は実際のところ主人公を支えていたゲイの秘書の人ってのが一番の哀しいポイントですかね。