観た映画:モータルコンバット(1995年版)

星2.5

21年に浅野忠信さんが出演したことで少し話題になった映画のオリジナル。もっと言えば、もともとは90年代初頭の実写取り込み格闘アクションゲームだったよね。

残虐描写が少し話題だった記憶があります。

 

映画は別にそういう事はないんだけど、なんつーか、ストーリーもあってないようなものだし全体に粗い・・・・・GW時間があるから映画を観るようにしてるけど、気楽に観たいので結果としてこういう粗い映画を観がちなんだよなぁ・・・

 

21年版も近いうちに観ます(その前に2をみるかどうしようか)

観た映画:ジャングルクルーズ

星3ついや2.8くらいかなぁ

 

ドウェイン・ジョンソンが主人公なんだけどアクションはそれほどでもなかったなぁ。

まぁディズニーのアトラクションがテーマの映画って大体そうなんだけどちょっと大味ですよね。パイレーツオブカリビアンみたいにシリーズ化することはなさそうだな。

ビハインドザシーン的なものをみると撮影そのものは金かかってておー凄いって思ったけど、ストーリー含め全体に大味な感じ。

吹替え版で見ちゃったからかなぁ・・・木村佳乃の吹き替えがちょっと・・という悪評もあったみたいだけど、それ以前にねぇ・・的な感じで。

 

娯楽映画としてみたとしてももうひとひねり欲しい感じがしないでもない感じでした。

 

ジャングルポケットの斎藤さんのキャスティングはジャングルだからじゃないだろうな・・。

 

読了:「女のいない男たち」村上春樹 短編集

しばらく積読になっていた本読了。

GWの個人的課題の一つ。全6篇の短編のうち後半3つを一気読み。

 

シェエラザードは正直読後感は気持ちが悪いものを感じてちょっと不気味な後味。

この話だけが直接的には「主人公が女のいない男ではない」ところもみそ。

あまり深く考えず感覚的に最近は読書をしてしまっているのだけど、読了後に考察サイトを見てみるとちゃんと深く読んでいる人もいてなるほどねと思ってしまう。

実はこの話の主人公は既に一度何かを失っているのだという説。

そして、うまく言えないんだけど騎士団長殺しも含め近作の中に出てくる通ってくる女性の設定って自分の中でうまく消化できないモチーフなんですよね。実は彼女こそが主人公の失った女性である(いやメタな)という考察をしている人がいてなるほどそれは気持ち悪いと思った次第(多分そういう意図では書かれてないと個人的には思ったけどそういう解釈はホラー味があって面白いねと)。

 

木野、これもまた若干不気味な読後感を残す。村上作品のファンタジーとしてよくでてくる、善なるものと邪なるもの、そして主体を持たないがゆえにそこに悪い方向で巻き込まれていく主人公。この後どうなる?っていうところで話は終わります。

長編になるんじゃね?って書いてる人もいましたが確かにそういう雰囲気はありますね。ただまぁこのパターンは割と定番だからどうだろうな。

 

女のいない男たち、表題作。正直ピンと来なかったけど書き下ろし。村上作品では過去に付き合っていた女性が自死するパターンが多すぎる(と作中にもあるけど)よね。小説の読み方は人それぞれだし、どう解釈するかは作者の問題ではなくて読者側の問題なので、その自身の心の動きを良くも悪くも楽しむのが読書のだいご味。ただまぁ彼の作品にはフィクションだからこそかもしれんが、登場人物が「不健全な関係の渦中にいすぎる」よねぇ・・感があります。この話も多分そういう話をベースにしてる気がするなぁ。

まぁでも総じて面白かった。短編の方が想像する余地が大きくといいところも多いですよね。

 

 

観た映画:ブレット・トレイン

星3.8

いやー個人的には面白かったです。

原作小説(といってもアイデアと設定をもらっただけな感じですが)のマリアビートルは伊坂幸太郎作品の中でも個人的にはかなり上位につける名作の一つ。エンターテインメント性はもともと高い話なので、ハリウッド映画化の今作とは別に、ちゃんと日本人が原作に忠実に映像化してほしい気もします。

 

で、こっちのハリウッド版ですが、そうはいっても押さえるところはは押さえており、もちろん機関車トーマスもああああああ満載です。あとマルチバース感漂う日本が最高でしたね。日本人の知らないTokyo駅、日本人の知らない「謎の夜行新幹線 ゆかり号」。グランクラスはないけどファーストクラス席がある、車掌さんのマシオカが座席に座ってない乗客の切符を確認し、そして、店内販売が、福原かれんで、名古屋過ぎてから車窓に富士山見えてきて、米原あたりから、真田広之が乗車してくる。そんな映画ですw

 

日本舞台なのに日本人俳優が少ないとかそういう話題もあったようですが、まぁそういうはなしじゃないよね。宇宙舞台にしてるのに、銀が標準語がなんで英語なんだよとか、そういうのと同じで架空の世界の架空のお話でそこを楽しもうじゃないですかって感じでした、映画のテーマはそもそもそういうところに全くないしね。むしろなんだこりゃ世界観を楽しめればよいかと。

 

個人的にはもう一人のタツヤマシロ役といえばの福島リラさんも出てほしかったなぁ。

 

観たドラマ:Wednesday

 

Netflixで配信されているオリジナルドラマのWednesday。アダムスファミリー長女のウェンズデーが寄宿舎学校であるネヴァーモアを舞台に活躍するホラーコメディ(ってジャンルであってんのか)

凄い簡単にいうと、ネガティブなハリーポッターシリーズっぽくて大変面白い。

ティムバートンがエクゼクティブプロデューサーであり自身も何話か監督をして大変いい感じ。

個人的には、父親ゴメス役の俳優さんがごっつ過ぎて映画版の(だいぶ前んい亡くなっちゃったけどラウル・ジュリアさんのイメージが私には強い)イメージとはだいぶ違うんだけど、原作でいうところの変身後のお父さんがそれらしく、むしろ漫画の設定だと今回のお父さんの方が近いのかも。

とにかく、主人公役のジェナ・オルテガがはまり役で、イメージにピッタリくる。まだ2話目までしか見てないけどこの後が楽しみな作品。

観たドラマ:マンダロリアン シーズン1から2

星4.5

いや面白い。ディズニーのスターウォーズスピンアウトドラマ物の中では断トツ面白い。私はスターウォーズ原理主義者ではないので、これが正史としてどうのとかはあまり問題視していないってのもあるかと思いますが。

 

まずスターウォーズ大好きな昭和の子供たちはみんなボバフェットのあのアーマーは気になっていたはずですが、マンダロリアンは当たり前だけどそこに大注目なのが熱い。

 

マンダロリアン鋼であるベスカーで作られたアーマーであればジェダイライトセイバーであっても切ることができない的感じで、おぉぉってなりますよね。あと謎の古代のライトセイバーであるダークセイバーも良い。この辺の設定はアニメのクローンウォーズで出てきてるっぽいけど私はそっちはみてないのでこのドラマ設定が初見。

 

基本的な時代背景が帝国が崩壊した数年後的なところもあり、旧3部作との親和性が高いところも多分古いファンの心をぐっとつかんで離さないところじゃないかなぁって思います。帝国の残党がトゥルーパーばっかりじゃなくて人間が多いところもいいっすよね。

今絶賛シーズン3をやってるところですが、マーベル見るためにディズニープラス契約したけどそういえば観てなかったなの人達はぜひご覧ください。

 

あ、あの子供については少なからずあざとさを感じるよねw

観た映画:モービウス

星3.5

 

彼がスパイダーマンヴィランだってことも、主人公とその重要な友人がジャレッドレトとマットスミスだという事も知らないままに観はじめてわりとおぉぉっって感じでした。

 

とにかくドラマ序盤の二人の虚弱な演技が素晴らしい。もともとジャレッドレトのイメージはどちらかというとああいう感じなんですが、マットスミスはえらく老けたな感がありました、後半まで見ていくとあれは完全に演技と演出だったとわかるのですがw

 

マットスミスといえば私の中ではトルコ帽を愛する11代目ドクターのイメージが強かったので、なかなかよかったですね。小躍りするようなシーンはほうふつとさせます。

 

話の内容としては、同じスパイダーマンヴィランであるヴェノムと被るストーリーでしたが、あんまりそこは問題ではないですね。エンターテインメントとして普通に楽しめました。あまり明るい映画ではないけど。

明らかに続編に続く演出と回収しきってない伏線で終わります。

 

この映画では必ずしもダークヒーローって感じでもないけど今後はそうなるんですかねぇ。トムホランドと絡んでくイメージは正直わきにくいですが。どうなんだろう。