星3.5
屍人荘の殺人シリーズ第3作目
いったい私は何を読まされているんだろう感は、相変わらず半端ない感じ。作中でも触れられてるけど基本クローズドサークルミステリーのはずだし、相応の謎解き要素も盛り込まれていて、きちんと殺人事件が起こり最終的には犯人が誰だかわかって・・・という意味ではちゃんとしたミステリーなんだけど、舞台装置の設定のほうが面白くて、毎回そっちに興味があって読んでしまうシリーズ。
私はそういう意味でいうとミステリー好きなわけではないので、作者が一生懸命構築しているであろうミステリー要素は正直斜め読み(トリックの組み立てとか、構造定期な背景とかは)なのでその辺はご勘弁ください。
純粋にエンターテインメント性のある文章をぐいぐい読んでいきたいなという意味では大変今作も面白く読まさせていただきました。
同時期にNetflixでSTRANGER THINGS4を視聴していたので、どうしても印象が被ってきて正しく読後評価できてないかもだけど・・・