日本企業における社員をどう捉えているかよくわかる記事二つ

短時間正社員や在宅勤務、企業は消極的 厚労省調べ - asahi.com : 経済
社員の適正年収いくら? 日本テレコムが社内研修を改革 - asahi.com : 経済
名著「人月の神話」でも数十年前から指摘されていることですが、人間は頭数だけで単純計算できる労働力じゃないのです。プロジェクトが一杯一杯になったらとりあえず人数を投入しろというのは間違ってることです(ITの現場ではしょっちゅうありますがね)。で、まぁITに限らず人間というのは基本的に誰かと変われるような代物ではありません、交代可能な個性なんてものはそもそもないのです。でもね、企業というものにおいて社員を見る時には個人を見るのではなくて総体として社員を捉えるわけですわ。だから上記のような記事がでてくる。

多分日本の社会構造そのものを変えていかなければ(価値観をどこに創出するかという問題ね。)ますますこれからの日本は駄目になりますよ。企業と社員、国家と国民。構造と抱える問題は近似しているような気がします。

特急列車も各駅停車も必要だということに気がつかないあほたれどもがいるわけですよ。(多分そういう人は電車になんかkのらんのでしょうな)

あと、社員を教育しても多分無駄です。人間は8割が遊んでいて2割が仕事をするようにできているようですから。
どっちかというと、組織を小さくして採算性をそれぞれの組織ごとに追求していくというようなやり方じゃないと「儲け主義でいく」会社は辛いと思いますよ。(そんなことをすると、いわゆるおいしそうなところにしか企業は目が向かなくなって結果日本は衰退しちゃうけどね)