星4つ
タイムリープ映画の中では古典というべき作品。高慢ちきでいけ好かない男が改心する系を演じさせたら世界一のビルマーレーさん主演映画。
ビルマーレーってこのころから印象がほぼ変わってないよね・・・。そして数々のタイムリープもの映画の中でも言及されるこの映画。普通に面白かったです。のちの映画のタイムリープ時の表現の多くは既にこの作品中で語られていますし、カタルシスの得方もほぼ一緒。
タイムリーパーならではの女性の口説き方で成功しないって描写もありですよねぇ。
純粋にラブコメディとして作られているので、小難しい謎ときとかサスペンスはないです。(個人的にはそっちに波及していく系も嫌いではないですが)
タイムリープ映画の鑑賞の基準の一つとして「タイム」が付いていない映画はわりとまとも。というのがありますがまさにそのたぐいかと。
ただ正直この邦題は今どきだとどうなんだろうな感がありますが原題が「Groundhog Day」だし、正直日本人にはピンとこないので原題は正解だし、あのセンスも80年代なら許されるって感じでしょうかね。
個人的にはタイムリープの理由の解釈も観たかったけど映画としてはこれで良しって感じですね。解釈付けた瞬間にB級映画の仲間入りは確定するだろうしな。
前探してた時は配信してなかった気がしましたが、今はNetflixなどで観れるので未見の方は観てみてはいかがかと。