経済同友会の会長の言

まずは、対象となるべき仕事の内容について議論を深めるべきである。例えばIT業界で考えてみると、システムを設計する、ソフトウエアを作成する、インターネットを利用したビジネスモデルを企画する

1部引用ですが、彼はWCEは「高度専門職の・・・」と言っています。
が、やはり何もわかっちゃいません。高度専門職の定義にもよりますが、これならいわゆる市井の職人さんは全部高度専門職でしょう。サラリーマンという制度の中で働く社内エンジニアの人や企画屋の人は高度専門職といよりは、頭数いくらで人月計算されるような商売ですよ?はかり売りなわけです。

内容が高度かどうかなんて、何もわかっておらずイメージで物を語っているわけです。ここに突っ込んでいる人が多いかどうかしりませんが、所詮ちょっとみただけでも突っ込みどころは相変わらず満載なわけで。理想論として掲げているものがいくら立派でも現場が見えないのではね・・・というところ。

自分がもしソフトウェアエンジニアは高度専門であると本気で思うなら、寧ろ今以上に賃金と権限を与えるような社会制度を作ろうとして欲しいものです。

それぞれ個人が労働を管理するとか言う人もいますが、だったら管理職はとりあえず全員くびにするか同じレベルに降格させるような制度も合わせて作るべきでしょう。
自己管理するならいらないからね。経営者は必要でしょうがWCEでは日本的管理職なんて不要なはずです。

ま、そういうことになるわけも無いのでこの法律は成立させちゃあかんわけですよ。
本来何をすべきかの議論はもっとすべきだと思いますけどね。

という事で、今日は休日出勤(ただし振り替えてるので残業代もへったくれもなし)だったわけです・・やれやれ。