朝日の土曜日版にのった山形氏による輸入権の話

http://www.be.asahi.com/20040410/W12/0025.html
氏も記事の中で触れていることだが、自分自身田舎から東京に出てきて一番重要だったことは、購入できるレコードが圧倒的に増えたということだ。当時田舎にもレコードショップもレンタルレコードもあったが、圧倒的に種類が少ない。当時の邦楽ヒットチャートにのっているようなものしかでていなかった(そしてそれらのアルバムは今ではもうほとんど世にでてないよね。)消費されるような種類の音楽しか手に入らなかったのだ。しかしながら東京に出てきて、タワーレコードをはじめとする輸入盤屋を知り格段に購入枚数が増えた。当時対米貿易黒字の問題があったりする中日本の外交問題の解決に期せずして貢献してきたりもしたのである。まぁそれはいいけど。少なくとも洋楽の輸入盤に関しては絶対に国内の音楽需要の促進を妨げるものではないと確証できる。何度も繰り返し言っているが、ほんとにその文化を愛している人間たちが作ろうとしている法律じゃないし文化庁の連中は多分本も音楽もちゃんと聴いたことの無い連中だと思う。
今後その辺に人材を送り出す人たちは、学問も良いけどそういう本当の文化を教えてあげたらどうでしょうか>蓮見さん。
とかまた話がそれた・・・