http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY200705310308.html
いろんな意味に受け取れる言葉ですねぇ・・
今の日本においてはITというとネガティブイメージの方が先行してしまっているような気がします。どんな便利なものであれツールであれ、いやそれがそうであればあるほど、それに大してアンチが発生するものです。
特にコミュニケーションの失敗をコミュニケーションが存在したことそのものに求めるような間違いをしやすいから、この人の言葉がちょっと気になるのです。
ITが恐ろしいのではなくて、ITの管理や運用のしかたがお粗末だっただけだと思いますよ。経営者がそもそもITをきちんと理解しようという姿勢が無かったんじゃないですかね。かなりの日本の経営者がITを理解しようという姿勢にかけるのではないかと思います。つまりまともなCIOの不在ですよね。
直接的に今回の件の原因がなんだったかはわかりませんが、言葉だけみるとそういう気がしてしまいました。
システムを作る人は、それが及ぼす影響についていい部分も悪い部分ももっと真剣に考えて捉える必要があり、また社会はIT技術者に対してもっとまっとうな評価をするようにしていかないと今後この手の問題は山のようにでてくるでしょうね。