2025/4/23 18:45~開幕の当該ライブ。
去年からなぜか猛烈な勢いで聴き込んでいる水曜日のカンパネラ、そもそもここ数年ライブなんてずいぶん行ってなかったんだけど、よくわからない勢いでチケットを購入し、当日は珍しく会社を定時ダッシュしていってきました。
席は2階席の通路のすぐ後ろステージからやや左側端。ソロ参戦だったし年齢的にも厳しい年なのでちょうどいいかなぁと思って席的にはむしろ1階席よりよかったのかなと思ってたところ、なんと一曲目、ボーカルの詩羽さん2階席入り口舞台からみて右手より登場。
もうまじかよなんだかよくわかんないよと気持ちが乱れまくり。楽曲はティンカーベルでクールに歌い上げるスタイル。そして、私の目の前を至近距離で通過ししばらく斜め前の2階席の手すりで歌っていた。本人は手を伸ばせばハイタッチしてくれそうな(実際周りの人はしていた人もいる)距離だったけど、もしハイタッチされなかったらがっかりするなとかよくわからない思考になっていたので、おずおずと眺めている自分。
お客さんに寄り添った凄い演出だと思うけど、1曲目の楽曲はクールに歌うスタイルだったので、目の前を通過するときもクールビューティな感じで、むしろ私的に彼女のイメージ常にニコニコと笑っているというイメージで先行していた為、目の前をクールに歌い上げながら通り過ぎていく彼女になぜかショックを受けた状態になった。人は現実味がなさすぎるとショック状態になるのである。
で、そのあと私の右手を通り過ぎ2階席から階段で1階席に向かいそのままステージへと彼女はあがっていった。
そのあとは普段のイメージ通りの楽しいステージが続いて行ったのでその辺はほかの人の楽しいクイックレポートとかを参照してもらえばいいかなと思う。私的には最初の演出でやられてしまったのだ。その日は凄い仕事もしんどくてメンタルが不安定だったんだけどライブでは凄く感情が揺さぶられてしまった。主に洋楽のライブを中心にずいぶんと言ってる方だと思ったけどこんな体験はあまりない。
ライブそのものも素晴らしく、最初の演出だけでなく、会場と舞台の距離感が凄く近いライブだった。舞台にお客さんをあげる演出や、何より数曲やったらお客さんを座らせるやり方、小さい子が多いことを多分ある程度意識しているのだろうけどそういう細かい気づかいができるライブってそうないんじゃないかな。ファン層の広さと言ってしまえばそれまでではあるけど。
そもそもライブ直前に目の前に多分ケンモチさんもいて(多分知り合いが観に来ていてあいさつにきてた感じ)まさか開幕直前にご本人が客席にいるなんて誰も思わないのか、何気に彼が地味目なのかあまり周りの人は気づいてなかった感じ。その辺から私自身は気持ちが非日常にシフトしつつあった。
ずっとロックファンではあったど、いわゆる推しって感情は全く理解できてなかったが、なんか今はそういうのも少しわかる気がする。
また行きたい。