買ったガジェット FIIO JM21
あれ製品名全然間違えてたw
DAPという概念で物を買ったことはあまりなかったが、今愛用しているのが、数年前に購入した256GBのiPod Touch 第7世代。不満はほとんどない良機種だったけど、そろそろiOS的に更新されなくなっていることと、単体ではハイレゾの再生ができない点。Android環境的にはBluetoothでLDACを使ったAmazon Musicに移行していた点。さらに言えばバッテリーもそろそろ厳しくなりつつある時期だし、大切に使っていきたくなった点、日常的にハイレゾ音楽用に使っていたXperiaのXZ3をうっかり壊してしまった。などなどあり、安くてある程度の音質がいけそうなDAPを探していた。
そんな中FIIOからJM21が発売されたのだが、気が付くとぽちとしていた。
というわけである程度分かってきたので、備忘的な意味も込めてレビュー。
良い点
- 本体価格
- DAPって詳しくなかったが相当高いものだったらしい、この製品は3万程度で購入可能で大変お得感あり。
- 対応出力
- 外部記憶
- 内蔵メモリは32GBと少ないが最大2TまでのMicroSDXC対応
- OS
- Android13のカスタマイズ。Google Playからアプリ追加可能なのがうれしい。が、基本は音楽プレーヤとしての利用のみを前提としてるのでサポートはされない。
- 最初から保護シールが付いている
- 正確には最初から貼ってある。この辺いかにも中華な感じ。ただし、保護シールは指紋が残りやすく指滑りもまぁお察しくださいレベル
- ケースも個人的には純正の別売りを買いました。
- 非充電モードで使える。
いまいちな点
- BluetoothのハイレゾCodecでapt-x adaptiveとかlosslessに対応していない。
- HD対応のイヤホンってあまりみあたらない。LDACはあるんだけどSnapDragonなら気持ちapt-x系の方が強そうなイメージがあったけど・・あとLDACはこの機種によらず接続安定性に難があり。
- LDACイヤホンとの相性。
- 某カメラ屋のコーナーで端から試してみたけど素直にでつながるイヤホンが無かった・・(イヤホン側の設定を変える必要があったのか、売り場の電波干渉の影響か不明)、家にあったSoundpeatsのmini Pro HSで繋ぐとLDACでつながるのだが、音がまともに出ないという相性問題発生。ただ、AnkerのQ45とか後で買ったELECOMのTWS18等は問題なく使えているので、おそらく相性問題か、Bluetoothのバージョンの問題とかかもしれない。(切り分けはあまりできてない)
- MicroSDの取り出しに難あり。
- むき出しのスロットに差し込み、取り出しときはもう一度深く差し込むと飛び出してくるタイプ。なんだが、Sandiskのextreamを刺したんだけど、取り出そうと押し込んでも出てこず深く入ってしまった・・・
- 上記は結果として細身のピンセットで左右から挟み込んで取り出すことで解決。
- AmazonMusicがサクサク行かないときがある。
- Amazon Musicでアルバムのアイコンをクリックして開くまでに非常に時間がかかるときがある。楽曲のダウンロードでSDへの書き込み負荷が高いときに起きやすいような気もするが。そうでないときも起こっている。
- 対応策としてはキャッシュをクリアすると比較的復旧しやすい。アルバムを開いて表示されるまで我慢して数分まっていると開くようになることもある。
- FIIO Music用に大量の楽曲をSDに入れてると起きるような気もしないでもない。
- Silicon PowerのMicroSDXCカードを最初使っていたが、どうもこのカードが書き込み速度がいまいちになるときがあり、再発しやすい気がする。
- ダウンロードした楽曲の再生では特に問題は起きてない。
- でもそもそもメーカはこの使い方は非推奨だから文句はいえません。
- 製品マニュアルはないに等しい。
- まぁ今どきのこの手のガジェットらしいといえばらしいですが、日本代理店でのFAQページくらいしか情報はあまりないです。
いまいちな点の方が熱量が増えちゃう(苦労したので)けど、総じていうとこの価格でこの機能この接続性という意味では良い商品(ただし人を選ぶ)だと思いました。