星3.8
びっくりします！的な書評をネットで見かけて読んでみた。
そもそもびっくりすること前提で読んでいたので、そこまでは「びっくり」しなかったし、1990年台に書かれた本なので、だいぶ前で当時ほどのインパクトはないと思う。2020年台だとさらに突飛な表現がきっとあるのだろうｗ
とは言え大変面白く読めました。読後感の良い作品ではないし、事件そのものに何らカタルシスの得られる要素はなく、シチュエーションを切り取って読ませる的な感じ。勧善懲悪要素は皆無なのでそういうものを求める筋にはお勧めしません。
何せ何を語ってもネタバレになりそうな読後感は20年以上たった今でも新鮮かと思います。（これどうやって映像化したんだろう・・・）
