著作権を世襲制に!?

http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070130/ent070130000.htm

松本氏の作品は好きでしたが、言ってる事には賛同しかねます。
著作権者が生きているうちはその著作物による、収益は著作者に還元されるべきだと個人的には思います、しかしながら、それを子孫までどうのってのはちと違うのではないかと。

サラリーマンなら、部長の子供は部長ですか?
世の中の世襲制の会社って大体おかしい事になりましたよね?もちろん中にはきちんとしたところもあると思いますが、まぁ今まで一番うまく言ったケースは徳川幕府くらいじゃないでしょうか、あれだって骨肉の争いとか色々あった挙句の世界ですが。

いずれにせよ直感的に違和感があります。著作者は保護されるべきですが、そのありようが問題なんじゃないでしょうか?
俺は少なくとも自分が好きなアーティストやクリエータに収入が行くのは一向に構いませんが、その周りで利権だけ追求しているような連中が美味しい汁を吸ってるだけのような制度にはまったく賛成できません。

そしてクリエータの子孫は自分自身でクリエータ足らんとすべきであって、著作権は遺産ではないと思うのです。
しいて言えばその著作物を生み出した時代の遺産です。

名誉は継承されるべきでしょうけどね。