佐野元春自身がBlogで語る新譜のライナーノーツ

http://moto.tsutaya.jp/
こういう試みはあまり聞いたことがなかったですね。流石にCCCDを撤回してインディーズからアルバム出すだけの度量を持つ佐野元春。うわべだけのテイ某とかとは違いますな。
ネットの本質はブロードバンドのストリーミングなんかでは全然無くて、人と人とのコミュニケーションを物理的束縛を超えて近距離にする、またそれに伴い生まれてくるさまざまな事象にあるというのが私の持論です。(つまるところP2Pとその拡大解釈がネットの本質ですよと・・)
アーティストとリスナーの距離が遠い既存メディアからそれを近づけることができるネット、アーティスト自身の質をリスナーが認めて共感することにより作品の売上げに貢献していく。これこそが正しい姿だと思うわけです。レコード会社がいつまでたってもできないことを簡単に乗り越えることができるポテンシャルをネットは本来的に内在していると思います。こんな状況下においても、自分はそういうネットの可能性をいまだに信じたい所です(世界で一番規制が多い文化的後進国でありリベリオン的世界観の日本に住んでいてもだ)