きっと俺のような頭の悪い人でもわかるようなもの=オタクカルチャーによる生産物。とでも思っているのだろうか?>偉い人たち。
宮崎でも押井でもいいんだけど、アニメだってもはや「日本」が世界に誇れるコンテンツじゃなくなってるらしいという話を聞いたことがある。製作過程において近隣諸国へのアウトソースが進んだ結果、職人的技術を持った人たちはどんどん海外に頼るしかなくなってきたらしい。実際TVのアニメをみても日本人じゃな人たちのクレジットがものすごいですよ。
まだ、今は現役で技術を持った人たちががんばった結果アニメとかはまさに「今」はがんばれてる。でもこれは文化庁が誇る著作権保護をもってしても守れないと思う。なぜなら問題なのは違法コピーとかじゃなくて、文化を育てる基盤の問題だから。ビジネスとしてみればアウトソースがいけないわけじゃないけど人は育ちにくいよね。それでもアニメ業界の若手はものすごい薄給でがんばってるらしいので応援はしたいですが。
音楽なんかはそれ以前の問題。日本では「消費されるだけの音楽」しかほとんどないじゃないですか。勿論それだけじゃないけど、世界的レベルからみればほとんどジャンクフード同然の音しか出せてない。たまにいいものがでてきても消費中心の業界の中で潰されてしまっている。そこに問題がある。そしてそういうものを作ってしまっている人たちがその責任を一見わかりやすそうな著作権の問題にすりかえてしまっているんじゃないかな。
ちなみにアニメ以外にめぼしそうなコンテンツってあとはゲームくらいだけど、最近ゲームもいいものないですよ。将来性のありそうなオンラインゲームはそもそもお隣の国のお家芸だしね・・・