観た映画:砕け散るところを見せてあげる

星2.5

 

うーん・・・Yahoo映画でも結構星は高いんだけど私的にはここが限界か。

Yahoo映画で辛口評をつけてる何人かと全く同感なのだけど、雰囲気を作りに行こうとしてシナリオが唐突感が出てきてしまっている、ツギハギで本来もっと長く撮っているものを短くした感が観ている一般視聴者側でわかってしまう。そういう所が何箇所かあり激しく残念。

やたらと前半高校の玄関のシーンが多いのだけど、どうなんだろう・・・・私個人はそもそもあの辺のシーンに思い入れが合ったので映画を観たので、シーンごとに思う所はあるんですが、一般的には其の辺はどうでもよくてかったるいだけだよね。

 

あとタイトル、これ何なんだろうな。メタファーがやたらとわかりやすく映像化されてたり(UFO飛んでるとか)するので、タイトルもそのままなのかなぁ・・・・

正直どういうジャンルの映画かわからずに観てしまうとあれれ?感はありました。

これって一応サスペンスなのでしょうか・・SFやファンタジーも匂わせてるけど匂わせてるだけだったね。

 

叙述トリックっぽいところも重要な演出ででてきてはいるけど、で?そこにどんな意味が?特に最後のいくつかのカットは作りてのこんなの作りたかってん感がでててちょっとがっかり。

でも総じて評価は高いんだよなぁ・・・・うーん・・・・役者陣はなかなかよかったし、友達の妹もキャラがよかったけどね。途中泣き崩れる意味はわからなかったけど。

観た映画:ソードオブデステニー

星2.5

 

グリーン・デスティニーの続編らしいのですが、前作を見る前に鑑賞してしまった。

ストーリー的にはあまり影響なかったですが。Netflix映画。

で、我らがトレッキーにはフィリッパ・ジョージャウ船長として有名なミッシェル・ヨーさんがほぼ主人公?で、脇をドニー・イェンさんで、監督がユエン・ウーピン。って期待しないわけには行かないじゃないですか。

が、なんていうんでしょうか、悪い所がどこってわけじゃないんですが、印象としてはサラサラしすぎる感じでさらっとストーリーが流れてさらっと終わりました・・・・・

うーん・・・・・

 

観た映画:西遊記2~妖怪の逆襲~

星3つ

ツイハーク監督作品。チャウ・シンチーは今作ではプロデューサかな。最後の最後に出てきます。挨拶はしませんw

 

前作の始まりの始まりがなかなかおもしろかったのとヒロインもなかなか個性は美人で良かったのですが、続編はキャストも入れ替わって評判はいまいちと聞いていましたがなかなかどうして楽しめました。

 

当たり前ですが中国の人は西遊記好きですよねぇ。

日本人がイメージするそれよりも結構グロテスクな感じですが、私も大人なのでそのへんは大丈夫。子供向けかと言うと全然子供向けじゃないですけどね。

映画ジャンルとしてはコメディなのかなぁ・・まぁそうなんでしょうけどコメディとしての面白さはちょっと私好みではなかったけど、こういうモノだと思って見る分には大丈夫。クレジット終わった後のおまけは結構笑えました。

ツイハークが監督だとは観た後に知ったけどw

観た映画:超少年探偵団NEO Begining

星2つ

なんだろう・・体調の問題なのか、心にすっと入ってこない・・

高杉、佐野というなんという鎧武感まぁそこはいい。先日みたフォーゼ感あふれる映画と比べると明らかにこちらのほうがまっとうなんだけど、どうもなぁ・・小林少年の何代目かみたいな設定、少年設定が歴代引き継がれるの?20面相に負けまくってるってこと?そもそも20面相の設定は何なん?人外の侵略者か何か?未来からやってきたエスパー?的なよくわからなさをなんの説明もないまま映像化されているのです。少年探偵団言う割に探偵団としての活躍もあまり見られず、明智、小林の子孫設定もほぼ生かし切れておらず・・

なんかこう現小林少年のモラトリアム感だけが強調された感じでした。

 

しかしあれだね、鎧武直後くらいの映画かと思えば2019年だから2年前、それほど前でもない高校生役ってだいぶ大人になってからやってるよね。ファブリーズのCMの時からそれは思ってたんだけどw

 

 

 

観た映画:ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット

星4つ

 

4時間もの長さなのに映画として観れるのがまず凄いです。劇場公開版ではほぼ背景が描かれていないサイボーグの話とかフラッシュとかあの辺が丁寧に描かれているし全体に丁寧な話になりましたね。

一点ここは演出上の問題なのかディレクターズカットの制約だったのかわからないですが、Part毎に区切りを入れているのは個人的にはシームレスにつないだほうが良かったかなぁと思いました。なんだか未完成版の雰囲気があそこだけに漂って。

 

あと追加で付け加えられたという最後のシーン。いるのかなぁ・・最後の20分くらいは正直映画の構成としてしっくり来なかったですが、仕方ないよね。出せるもの全部お蔵出し的にみればゴージャスすぎてすげーやって感じではありましたし。

 

まぁDCの世界観をある程度理解している人向けであって、一般人向けではないのでそこを考慮した上での星4つという感じです。好きな人は好きでしょう。ヒーロー物みたことないわーの人には厳しいだろうな4時間も。

 

観た映画:THE FINAL GIRLS (惨劇のシナリオ)

星2.5

 

Netflixの紹介で勢いでみてしまった映画。日本のタイトルは明らかに大げさな釣りw

スラッシャー映画パロディ。ジャンルはスプラッターコメディって書いてあるサイトもあるけど、コメディ色の方が強いしスプラッター言うほどではないです。設定はそういう設定ではあるけどね。

そこまでひどくないしかと言って全力でおすすめするような所も特になし。

主人公の女の子が割と海外映画っぽくない雰囲気の子でしたが、出身作をみると親戚含めホラーばっかりという女優一族なのが気になったくらいw

 

読んだ本:騎士団長殺し 全4巻

買って寝かせていた村上春樹氏の最新長編。って大分前だけど。

読んだ直後の評点 星3つ

 

それなりに時間をかけて読了。

私は自分が16歳だった頃くらいから彼の読者でしたが、その長い読者歴の中で

採点するなら、まぁ佳作というところでしょうか。

個人的には、頂点は世界の終わりとハードボイルドワンダーランド。

次点は羊をめぐる冒険。ってあたりなんだけど、それらに比べると大人し目な感想。

 

まぁ例示した作品は前期の作品でこれは後期に属するという見方もできる。

例によってそれこそメタファーに富み、現実と虚構の間を行き来して、

なんだかよくわからない理屈の中での喪失からの回復の物語という意味で、話型はすでに完成されたところからはみ出すことも無く。って感想になっちゃうんですよね。

 

読後感は最初の頃の作品は1Q84とはちょっと違う気がします。相当にこじんまりとしてパーソナルな印象。全4巻で長いんだけど、話はあまり展開しないです。場所的にも登場人物的にも。時間軸としても。

最後の章は必要だったのかなという気も個人的にはしているところ。

 

白亜の宮殿の主は現代の五反田くんなのか?いやそうじゃないよな・・

抽象であり暗喩に満ちたパートをどうこう言ってもあんまり仕方ないんだけどね。

答え合わせはちょっとしてみたい気もするけど。