読んだ本:システムを外注する時に読む本

星3つ

いわゆる技術書は世の中に溢れているが、ユーザ企業の情報システム部門の仕事の主たるものは30年以上前から「外注」することだと思われる。少なくとも私が働いてきた世界はそういう世界でした。

そういうところにはなかなかハウツー本もなくKKD(経験と勘と度胸)が全てという世界で生きている方も多いのではないでしょうか。

そんな中でなかなかよいところに目をつけている本だと思います。書かれていることは2,30年もユーザ企業の情報システム部門にいればわからないほうがおかしい内容ですが、きちんとやれる人がいないのもまた事実。ましてや最近の国のIT施策をみているとそもそもの第一章からできてないやん、という感じで色あせてはいません。

 

小説仕立てになっていて読みやすいのですが、裏返して言うと内容はそこまで濃くないのできちんと別の本で補完していく必要があります。そしてなぜかメインストーリーがBL気味で進むという・・・・

 

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