昨日のテニスの王子様の件にからめて

今日も言及しているはてなのサイトを眺めてみると昨日ほどではないにせよ、
かなりの数の人間が「ネタ」だとわかってない。
話は変わるが今回の総選挙では民主党の没落、自民党の躍進が伝えられてる。
(特にネット界隈の人間を対象としたアンケート結果(と称される)で)
さて、ここで話を昨日のうそニュースに戻すわけだが、ネチズンの方向性を意図的に操作することは実はそれほど難しいことではない。むしろ既存のメディアより抑止が聞かない分非常にたやすいのではないだろうか。
わかりやすいテーゼを意図的にぶちあげれば(たとえば今回の選挙ならネチズンが反応しやすい対アジア政策とかね)それが事実かどうか裏を取りに行くことなんてたいしてせずに、最初の引用だけを信用してあたかも事実として伝聞してしまうのではないか?
ここに書いてあることもあくまでも憶測に過ぎないが、今後はますます情報操作が汚い形で行われていくと思う。(それが政治団体の本意であるかは問題ではない)
結局のところ、いずれの時代においても試す方法は異なれど、試されているのは我々民衆であるのだ、太平洋戦争突入時であっても軍部独走の裏には試されたはずの国民の意思が少なからず存在していたはずなのである。

2ch周りでよく言われるいわゆる、ネタをネタとしてというひろゆきの言葉はもはやネット全般についても正しくて、夏休みに2chに夏厨が増えるがごとくネット普及に伴い無邪気な住民が増えてしまったということか。

何が正しいか判断するのは最終的には自分自身。気をつけないとほんとにやばい時代になってしまいそうな気がするこの頃である。