昨日予告されていた件はCCCD廃止ではなかった・・

http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/6378631.html

正直な気持ちを言うと、Newtonを期待していたらiPodでしたという往年のAppleファンのような心境です。
EMIが撤退とかそういうニュースを期待していただけに・・・

正直人で囲うというかいわゆるソーシャルネットワーク系のサービスにはいまいち懐疑的なのです。なぜなら本来インターネットは自由でOpenで玉石混交なものだから。新たな権威主義が発生しないといいんですがねぇ・・・誰かの紹介でってなるとねぇ・・いちげんさんお断りというシステムは正直本来的にはネットに向いてないと思うんですがね。それに理想はそれでも現実には鼻持ちなら無い人たちが集まりそうでとても心配です。
基本的には音楽を提供する側の発想を元に作られたシステムではないかと思います。レコード会社じゃないけどね。ニュートラルな立場からするとややそちらよりっていうのかな。もちろんこれを実施するにあたりご尽力されてきた方の力を無にすることはないわけで、いいものにしていけばいいのです。求めている方向性はCCCD推進一派なんかとは勿論違うわけですからね。
誰でも参加できるいいものになるか、新たな権威主義的な土俵となってしまうか、これからの動き方に注目です。

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追伸:今年度下半期のコンテンツビジネス屋のキーワードは「レコメンド」であることは大体想像がつきそうですな・・・

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追伸2:基本的に私が問題としているのは、紹介じゃないと駄目って所だけですね。個人特定を重要視したいのであれば別の方法を取るべきじゃないかと思います。誰が買ったのかわかるようにさえなってればいいじゃないですか。匿名性を排除する代わりに自由な参加にしてもらわないとよくないと思っているわけです。いい音楽を人から紹介されるのはいいけど、良いと判断するのは自分の耳だしね。(多分このニュースって諸手をあげて歓迎っていう意見が多いだろうからあえてこういう意見も述べておく)